お寺と住職の紹介 | みんなのお寺 Joshin寺（誠信寺）

みんなのお寺 Joshin寺　住職：藤本尚基ふじもとしょうき

住職紹介

浄土真宗本願寺派誠信寺。第3世住職。法名は釋尚基（しゃくしょうき）。1980年1月23日生まれ。

平成13年得度。一般企業や本願寺宗務員、同宗派の他寺院での経験を経て、2020年4月より当寺院住職となる。誠信寺をリニューアルし「みんなのお寺Joshin寺」を開始。仏教の研鑽と布教、お寺のご縁づくりや人の輪を広げる活動に日々励んでいる。

趣味：畑/そば打ち/書道/ランニング
執筆：『あなたの問いに答える仏事法話集』1巻、2巻など

みんなのお寺　Joshin寺（誠信寺　じょうしんじ）

沿革

当寺院は1956年に法人設立を果たしていますが、公認以前から寺院として運営され、古くは旭川の開拓に沿って、浄土宗の布教所として設置されていたそうです。そのため、本堂を含む旧伽藍は築年数不明であり、かなり老朽化が進んでおりました。とくに積雪による損傷は著しく、再建を迫られることも…
　檀家数も少なく、経済的事情から再建が困難である状況の中でしたが、現住職は2020年4月より前任のご住職より誠信寺第3世を継職し、門信徒の皆様のご懇志等により伽藍を新築。またクラウドファンディングで多くの方々のご支援を得て、2022年５月には世界で一つだけの内陣を完成させることができました。
「寺院興隆と仏法繁盛」「人々のつながりを大切にするあたたかなお寺づくり」に日々励んでおります！
宗派

宗派は浄土真宗本願寺派に属しています。宗祖は親鸞聖人。ご本尊は阿弥陀如来（南無阿弥陀仏）。
　宗派の定義よると阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁尽きるとき浄土に生まれて仏となり、迷いの世に還って人々を教化する教義であると示されます。（…何だか難しい）
　阿弥陀さまは私たちたち一人ひとりを我が子と思い取り、私のところに南無阿弥陀仏という声の姿となって届いてくださる仏様です。いつでもどこでもどんな時でも阿弥陀様はお念仏となってご一緒してくだいます。ですから命終わってからすくわれるのではありません。全てのものを漏らすことなく、条件をつけることなくお拯（すく）いくださるのが阿弥陀さまです。今ここですくわれるのが浄土真宗のみ教えです。
本尊と本堂

2020年に新築した本堂は「無量寿堂」と名づけました。無量寿とは"限りないいのち"という意味で、ご本尊である阿弥陀仏の別名に由来しています。

阿弥陀仏は生きとし生きるすべてのものを、かけがえのない一人の子のように念じ、一切のものをすくうことが出来なければ、自身も目覚めることはないという仏さまです。一切と自らはひとつであり、ともに苦しみ、ともに悲しみ、ともに覚（さと）ろうとする阿弥陀仏のいのち。それは一仏（いちぶつ）のいのちではなく、すべてのものとひとつになっている無量のいのちであることから、無量寿仏とも呼ばれます。

そこから名づけられた当寺院の本堂は、仏さまに出会い、自らに出会い、多くのいのちに出会う場所です。このお堂に参られて、縁ある懐かしい方々を偲ぶとき、自らも故人も無量のいのちに包まれていることを聞かせていただきます。ですから「みんなのお寺」であり、このお堂に納骨された方に無縁仏はおられません。本当の意味での永代供養がなされるといえるでしょう。

INTRODUCTION お寺と住職の紹介

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